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2008-11-08(Sat)

『ファントム・オブ・パラダイス』

phantomofparadise

「ファントム・オブ・パラダイス」(1974・米)

音楽家のウィンスローは、ある日デスレコードの社長スワンに自分が作曲した音楽を奪われ、無実の罪を着せられてしまう。その後脱走し復讐をもくろむ彼だったが、プレスで顔を潰してしまい水死したかのように思われた。だがスワンに復讐を果たすため、彼は死の淵から蘇ったのだった・・・。


愛するものを奪われ無実の罪を着せられた男が、その復讐を果たすために鬼と化す・・・。これだけ聞くと、「スウィーニー・トッド 悪魔の理髪師」とほぼ同じ設定ですね。しかしこの映画から感じる負のパワーは、あの映画の比ではありません。
前回の「スウィーニー・トッド」のレビューで「トッドと夫人の異常性が足りない!」と苦言を呈した私ですが、本作を観てハッといたしました。
これです。これです。私はこの異常性を求めていたのです。

先ほども書きましたように、この映画から発せられる負のパワーが半端ではありません。ひたすらえげつなく、グロテスクで、救いが無い。ですがその異常性を格好良いと思えてしまうのが、この映画の凄い所です。
デ・パルマの映画はほぼ未見なのですが、「キャリー」などを思い出す限り、非常に特殊な世界観を持つ監督さんですよね。この映画も同様に実に特殊で、死の淵から蘇ったウィンスローのビジュアルが強烈、心に残ります。ウィンスローの不気味さと、そして彼からにじみ出る怒りと悲しみとをロックに乗せて表現する衝撃作です。

テンポが非常に良いですし、音楽を多用しているものの、ミュージカル映画とはまた異質のものに仕上がっています。一つひとつの音楽や造形がとにかく強烈で、特に"パラダイス"のロックステージには目を見張るものがありました。
ただ、最後のオカルト的な展開はちょっとどうかな~。何故この方向に話を持って行ったのか、気になる所です。
エンディングの格好良さも必見。ロック・ミュージカルとしての一面もあるので、ロック好きにもお勧めしたい映画です。





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2008-11-05(Wed)

『踊らん哉』

shallwedance

「踊らん哉」(1937・米)

タップダンスに魅入られた人気バレエダンサーのペドロフは、ジャズダンサーのキースに恋心を抱いていた。彼女に猛アタックを始めるペドロフだったが、ひょんな事から二人が結婚しているという噂が流れてしまい・・・。


私が今まで観てきた中で一番古い映画は、確か1941年の「市民ケーン」。思い返すとわたくし、古い映画をほとんど鑑賞した事がないんですよね。
という事で、またもお勧めされた映画を観賞です。

軽いミュージカルと、バレエ、タップダンス、全編音楽で包まれた映画です。
ここで問題としたいのが、このブログで何度か触れている私のミュージカルに対する苦手意識なのですが、この映画を観てある結論に達しました。
とりあえず、楽しければそれで良いんじゃね?
この映画の主人公であるペドロフもといフレッド・アステアが、まー楽しそうな顔で踊るんですよね。あんな幸せそうな顔が画面いっぱいに広がってきたら、そりゃあこちらもつられて笑うしかないでしょう。
そして何よりこの映画、音楽やパフォーマンスの一つひとつが非常に素晴らしい。映画、というよりはショーを観ているかのような感覚です。特に工場とスケートのシーンが秀逸でした。
コッテコテなギャグの連発と、素晴らしいパフォーミングの数々で、非常にエンターティンメント性を感じられる仕上がりになっております。
単純に観れる楽しめる、ウキウキするような映画です。何も考えずにフレッド・アステアの笑顔とダンスを楽しみましょう。

先日TSUTAYAに行ったら、このフレッド・アステアのダンス・シリーズ?が大量に入荷されておりました。機会があったら、この人のシリーズを制覇してみようと思います。




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2008-10-26(Sun)

『スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師』

sweenytodd

「スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師」(2007・米)

ある判事の陰謀によって最愛の妻を奪われ、無実の罪で終身刑をくらった理髪師が、十数年の月日を経てフリート街に戻ってきた。しかしかつての彼の面影はなく、判事に復讐心を燃やす殺人マシーンと化していた。そして彼の店の下には売れないパイ屋を営む未亡人が住んでおり、彼らはあるとんでもない商売方法を思いつく・・・。
暗いテイストのミュージカル映画。


ティム・バートンとジョニー・デップって、何回コンビを組んでいるのでしょう。いい加減飽き飽きといいますか、少々新鮮味に欠けますね・・・。

本作は「スリーピー・ホロウ」を彷彿させるゴシック・ホラー、そしてミュージカル映画です。
「ヘア・スプレー」の時も書きましたように私はミュージカルというヤツどうもが苦手で、この映画もミュージカルと聞いて少々不安だったのですが、意外とすんなり話に入っていけました。曲のインパクトが弱い気もしましたが、あまり音楽音楽していない曲調のため普通の映画と同じ感覚で鑑賞する事ができます。
あとティム・バートンの造形美術は毎度の事ながら良い。好きです。

さて、私がこの映画を観賞する上で一番期待していたのは人肉パイのシーンなのですが、それについては少々期待外れでございました。
人肉パイが出てくるシーンはほんの少しですし、トッドと未亡人の異常性が足りないように感じます。非常に人間的ですし、"悪魔の理髪師"というと少々疑問が残るわけです。
なのでホラー映画としてはいま一つ。もっと2人にハチャメチャやって欲しかったです。

つまらなくはないですが、面白くもない映画です。
やはり昔と比べてティム・バートン映画、質が落ちたな~・・・と思わざるをえません。
とりあえず次回作に期待しておきましょう。





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2008-08-19(Tue)

『ヘアスプレー』

hairspray

「ヘアスプレー」(2007・米)

わたくし、今までミュージカル映画というものを毛嫌いしておりました。
今までに観たミュージカル映画は「サウンド・オブ・ミュージック」、「シカゴ」、「オペラ座の怪人」…。
「オペラ座~」はなかなか面白かったのですが、ミュージック映画って
なんでこの人いきなり歌い出してんの
って急激に冷める瞬間があるんですよね、私は。
もう、一回冷めてしまったら最後まで白けの境地です。この上もなくつまらない2時間の始まりです。
なのでこの白けが怖くてミュージカルにはなかなか手が出せずにいました…。
ですがこの「ヘアスプレー」の、まーっ面白いこと楽しいこと!

おデブでおしゃれに興味津々な高校生、トレイシーは毎日放送されている地方のテレビショーに夢中!ある日ショーの出演者の1人がお休みを取ることを知ったトレイシーは、満を持して代役のオーディションを受けるのだが・・・?

この映画が面白いのは、おデブキュートなトレイシーの圧倒的な好感度と、乙女心くすぐる60年代ポップカルチャーがあればこそでしょう。
散々テレビや雑誌等で取り上げられていましたが、やっぱりトレイシーが可愛過ぎる!
重そうな体をゆっさゆっさ揺らして動く動く!
彼女の満面の笑顔を見て、世界のおデブちゃんがどれだけ勇気づけられた事でしょうか。(もちろん私も例外ではなく…)
最初観た時「オイオイ…」と思ったジョン・トラボルタも、どんどん可愛く見えてくるから不思議。
トレイシーの相手役のリンク君は、「フットルース」のリメイクに出演する模様。うんうん、いいかも!

あともう一つこの映画、1960年代を舞台に人種差別の問題など混沌とした時代背景も描かれていて、なかなか考えさせられる内容にもなっております。
とにかく可愛い、楽しい、ハジけた映画でした~。ミュージカル嫌いの方もきっと楽しめると思いますよ。

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プロフィール

K

Author:K
大学1年生
小学5年生で映画に目覚める
でも映画の知識は初心者レベル
目標は大学卒業までに1000本観破です

【好きな映画】
「ゴースト・ワールド」
「ゾンビ」
「天才マックスの世界」

【好きな俳優】
ケビン・ベーコン
スティーブ・ブシェミ
エヴァン・レイチェル・ウッド

【好きな監督】
ウェス・アンダーソン
ジョージ・A・ロメロ

★前田有一の超映画批評★

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高校生時の映画レビューサイト「映画の森」へのリンク外しました。昔のレビューを晒すのが恥ずかしくなったので・・・。
もし見たいという方がいらっしゃったら、検索サイトで探せば出てくると思いますので、そこからどうぞ。



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