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2008-09-28(Sun)

『再会の街で』

reignoverme

「再会の街で」(2007・米)

歯科医であるジョンソンは、ある日大学時代のルームメイトだったチャーリーと数十年ぶりに再会する。しかし彼は9.11テロで家族を失ったショックにより、半ば廃人のような生活を送っていた。それから彼の本来の姿を取り戻そうと、交流を続けるジョンソンだったが・・・?
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9.11テロの発生は2001年9月11日。もう7年も前の事になるのです。
今や過去となってしまったこの事件も、まだまだアメリカに住む方々の胸に、深く深く根付いているんですよね。
あえて"9.11"という言葉を映画の中で多用していないのが、とても印象的でした。

こういった背景をナシにしても、この映画、とても心に響きます
この物語の主人公であるチャーリーとジョンソンは、お互いに全く違う生活環境の中にいながらも今までの人生を心を閉ざしながら生きてきました。そんな彼らが時を経て偶然再会し、除々に心を開いていくのですが、その様子がとても温かくて優しくて、とても感動いたしました。
この映画、孤独や怒りなど人間の暗い面を全面に出している物語なのですが、あまりトゲトゲしさを感じないんですよね。むしろそれら全てを包み込んでくれるような、そんな不思議な温かさを感じます。

少し粗めのストーリー展開ではありますが、ここまでこの映画が魅力的なのは、NYの美しい景色、音楽、そして何よりアダム・サンドラーとドン・チードルの存在があったからこそでしょう。
この2人の存在感が、とにかく凄いです。彼らの力でグッと物語に引き込まれました。特にアダム・サンドラーは「リトル・ニッキー」や「ウォーター・ボーイ」などコメディのイメージが強い俳優だったので・・・、今回の繊細な演技には、正直心が震えました。

人は支え合わなくては生きていけない。
どんなに金があっても、どんなに物で満たされていても、結局私たちに必要なものは、愛なんだ。
これはアメリカのみならず、私たちにも言える共通のメッセージかもしれませんね。




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genre : 映画

2008-09-27(Sat)

『レザボアドッグス』

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「レザボアドッグス」(1991・米)

マフィアに雇われた強盗5人組が、ダイヤ強奪のために宝石店襲撃を決行する。しかし結果は無残な形で終わり、仲間の中に警察の犬が居るのでは?という疑惑が生まれる。疑心暗鬼する一行だったが・・・?
タランティーノ監督第1作目。
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オヤジが好きです。オヤジが活躍する映画が好きです。
彼らから、若者では到底発せられないような、そんな深いオーラを感じます。
そんな愛すべきオヤジ達がいっぱい登場する本作なのですが、この映画・・・面白い・・・のか?

さすがタランティーノとあって、独特なセリフの言い回しや演出、そして70年代音楽と狂気との掛け合わせなど、なかなか魅せてくれる映画ではあるのですが、とにかく一つひとつのセリフが長い長い
タランティーノの小話集、と言っていいぐらいこの映画、ジョークや小話が多いのです。そしてそのほとんどが私には理解できないものばかり・・・。ストーリーを無視して喋りまくるので、途中睡魔に襲われます。
ド派手なアクションを期待して鑑賞したので、以外に地味でビックリしました。グロさは相変わらずですけどね。

そんな感じの映画ですので、ウトウトしている間に映画が終了。
夜中の鑑賞は危険ですな。
ただ冒頭にも書きましたようにオヤジたちの格好良さは必見!で、特にハーヴェイ・カイテルとブシェミが良いです。
タランティーノのファンならば楽しめる映画ではないでしょうか。




theme : 映画感想
genre : 映画

2008-09-25(Thu)

『ゴースト・ハンターズ』

bigtroubleinlittlechina

「ゴースト・ハンターズ」(1986・米)

トラックの運転手であるジャックはチャイナタウンで賭博をやっていた所、友人の恋人がマフィア?によって誘拐されてしまう。彼女を取り戻そうと奮闘するジャック達だったが、その裏には妖術皇帝ロー・パンが関係しており、ジャックはカンフーと妖術と魔術が入り乱れる世界に巻き込まれていくことに・・・。
ジョン・カーペンター監督作。
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あらすじを書いてから改めて何この話?と思ってしまったこの映画。
カンフーに魔術に妖術に化け物に恋愛に・・・、色々な要素が詰め込まれた何でもアリなはちゃめちゃ映画。普通のアクション・アドベンチャーかと思いきや、これは完璧にコメディです。

内容はTHE・B級といった感じで、安っぽいCGに薄っぺらいストーリー、とにかく主人公たちが大暴れするだけの単純明快アクションコメディなのですが、これがなかなか面白い。
ジャック扮するカートラッセルのダサいTシャツから敵地内の個性的なセットまで、一つ一つからカーペンターの映画愛のようなものが感じられ、この全編に漂う"馬鹿馬鹿しさ"、"阿呆らしさ"も中和されてしまうのです。
「この映画、馬鹿だな~」と気楽に観れて、気楽に楽しめる。そんな愛すべきB級映画でした。

少し残念なのが、色々な要素を盛り込み過ぎて一人一人のキャラクターを生かし切れていなかったこと。特にあの3人衆の呆気なさと言ったら・・・(笑)
ぎゅうぎゅうの内容の割には上映時間短いですしね。

アクション映画だと思うと100%裏切られるので、コメディだと思って鑑賞しましょう。
それにしてもこの映画、舞台がもしジャパンタウンだったらまたとんでもない映画になるんだろうなー。それはそれで観てみたい・・・。





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2008-09-22(Mon)

『ハンガー』

hunger


「ハンガー」(1983・英)

女吸血鬼のミリアムと青年ジョンは夜な夜な若い男女の血を吸い、長い年月を生きながらえてきた。しかしある日ジョンの身に異変が起こり、どんどん彼の体は年老いていく。危機を感じたジョンはある有名な女医師の元に出向くのだったが・・・。
トニー・スコットの長編監督デビュー作。
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私の好きな映画の一つに「トゥルー・ロマンス」がありまして、その監督を務めているのがこの「ハンガー」の監督でもあるトニー・スコットなのですが、恥ずかしながらわたくしトニーの映画は全く観たことがございません。「トゥルー~」と、あと「マイ・ボディガード」位です。なので私の頭の中でトニーはスタイリッシュなアクション監督という位置づけがされております。
そんなイメージの元この映画を観賞したのですが、意外や意外、アート臭のする映画でございました。トニーってこんな映画も撮れるんですねー・・・。

吸血鬼のお話なのですが、話の流れを掴むのに1時間を有しました。独特な映像に頭をかき乱され、ストリーが頭に入ってこないのです。多分この映画の話を完璧に理解するには、相当の時間がかかる事でしょう。
暴力性とエロティシズムと、色々なものが融合し全編狂気を感じる映像群。後を引く怖さがありました。オープニングとラストはインパクト大です。

よくよく考えればこの映画けっこう凄いのですが、普通の映画だと思って観た私は、観賞中ドン引き
もともとアート系?の映画が苦手なため、どうも話の流れについていけませんでした。
映像を楽しむ分には良いのですが、映画としては今一つ。最後まで気分がスッキリせず、消化不良です。

それにしてもキャストがとっても豪華ですね。デヴィッド・ボウイの老人メイクもさることながら、今や大女優のカトリーヌ・ドヌーブとスーザン・サランドンの濡れ場が凄いです。ウィレム・ディフォーも出演していたそうですが、見つけられませんでした・・・。

今度2回目チャレンジしてみます。




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2008-09-21(Sun)

『エスケープ・フロム・LA』

escapefromla

「エスケープ・フロム・LA」(1996・米)

1998年、ロサンゼルスにマグニチュード9の大地震が起こる。その影響で地盤が崩れLAはアメリカ大陸と分離し、一つの島国となってしまう。政府はLA島を犯罪者の隔離地域にするのだが、2013年、大統領の娘が反逆のため政府の機密装置が盗み、LA島に逃亡してしまった!
そこで97年NYで大活躍したスネーク・プリンストンに政府はまたも世界の平和を託し、スネークは10時間以内に装置奪還のためLAに乗り込むのだった・・・。
ニューヨーク1997」の続編。
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最近1日に1本は映画を観ています。
現実逃避です。明日から始まる授業に対する憂鬱な気分を抑えるための、現実逃避です。
そんな落ち込んでいる時、この映画はよ~く効く!爽快感バツグンの、最強ヒーローアクションです。

前回は24時間以内の救出だったのに対して、今回は半分以下の10時間
なので前作と比べると非常にスピーディーな展開です。
話の内容は前作とほぼ一緒。話の舞台と救出する対象が変わっただけです。
スネークはひたすら無敵で、ヒロイン不在。男たちによる男たちのための熱い映画です。

前作よりスケールがアップしており、アクションもかなり壮大です。サーフィンしたり、バスケをしたり、パラグライダーをしたりと・・・(笑)、何でもアリなスネークの姿に終始興奮&笑わせてもらいました。
あと、カーペンター映画の感想で度々書いている事ですが、とにかく音楽が良いのです。特にオープニングの音楽は正にこの映画にふさわしく、この音楽を聞いただけでテンションが上がってしまいます。
前作がかなりダークでハードな映画だったのに対し、今回はエンターティンメント性が強く、単純に楽しめる映画でした。
私はどちらかと言えば前作の方が好きなのですが、どちらも捨てがたい傑作です。

カート・ラッセルがやはりめちゃくちゃ格好良い!私の大好きなスティーブ・ブシェミも出ています。

あのラストを観る限りだと、もう続編を作る予定は無いのでしょうか。
是非もう一度スネークの勇姿が観たいものです。




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genre : 映画

2008-09-20(Sat)

『ゲド戦記』

gedosenki

「ゲド戦記」(2006・日)

インターネット上でも私のまわりでも、どこへ行ってもとことん酷評だった本作。
ずっと手を出せずにいたのですが、今日HDDに録画されているのを発見したのでちょっとチャレンジしてみましたよ。

本来なら感想の前にあらすじを書く所なのですが、あらすじを書ける程この映画を理解し切れていないので省略させていただきます。

一言で言いますと、意味が分かりませんでした。
最初から謎なぞナゾなこの映画。この映画の舞台となる場所は一体どんな世界なのか、今この地で何が起こっているのか、そもそも真の名って何?・・・と原作未読な私は、映画が進むにつれて疑問がどんどん増えていきました。全体的に説明不足なんですよね。
そして終盤に差し掛かり、やっと今まで謎になっていた部分が解き明かされていくと思ったら、これも説明不足で、やっぱり意味が分からず
そして最後の最後になって予想もしていなかった出来事が観ている者を襲い、あっけに取られたまま映画終了。聞くところによるとこの映画、原作第3巻の内容だそうですね。どうせなら1巻を映画化すれば良かったものを・・・。

少年アランの心の葛藤を描くことによって"生きること"に対する問いかけがなされている様ですが、何分穴だらけの映画なもので、全く心に響きません。最後の最後まで感情移入することなく終わってしまいました・・・。
作画、特に町並み等は非常に綺麗なんですけど・・・、なんだかジブリのパチモンを観たかのような気分です。

つまらない映画ではないのですが、特に面白くもない映画。
ただ、音楽がとても良かったです。


↑予告編、すごく良いですね。


theme : 映画感想
genre : 映画

2008-09-19(Fri)

『テラビシアにかける橋』

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「テラビシアにかける橋」(2006・米)

ジェスは絵を書くのが大好きな男の子。しかし家は貧乏だわ同級生にはいじめられるわで、"除け者"として寂しい毎日を送っていた。そんなある日、ジェスと同じで"除け者"の女の子、レスリーと出会う。彼らは家の近くの森で秘密の冒険を始め、除々に絆を深めていくのだが・・・。
児童文学の映画化。

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最初、子供たちがファンタジーな世界で冒険を繰り広げる「ナルニア」的な話だと勘違いしてました。
確かにジェス達は除け者である学校から逃れて大冒険を始めるのですが、それは空想の中だけの冒険なのです。近所の普通の森を"テラビシア"と名づけ、リスや鳥を相手に王国を守るために戦います。
この冒険の様子がすごく良くて!とにかく自然が美しいんですよね。森の中をくぐり抜け、秘密の住みかを作ったり、自分たちだけの王国を作り上げたり・・・、これらはすべて私自身も子供の頃心に思い描いていた夢でもあって、自分も一緒に冒険しているかのような、ウキウキするシーンの連続でした。
(正直ジェスたちの戦いのシーンのCGが微妙だったかな~と思いますが。。。)

単なる少年少女による現実からの逃避で終わるとこの映画いまいちななのですが、心にグッとくるのが、彼らが冒険から学んだことを現実世界でも生かそうとしている所です。
ただ空想に逃げずに現実と戦おうとしている彼らの姿は、とても好感が持てます。空想の中の冒険が日々彼らを成長させているのでした。その様子が非常に微笑ましく、同時にそれを思うとあのラストがきつくてきつくて耐えられませんでした。
児童文学の映画化なだけあって、子供にそっと諭してあげるような、そんな優しさを感じる映画です。

少年が大人になっていく様子を幻想的な舞台と織り交ぜて描いた、素敵な物語です。
子供だけならず、大人の方も楽しめることと思います。





theme : 映画感想
genre : 映画

2008-09-18(Thu)

『13ラブ30』

13goingon30


「13 ラブ 30」(2004・米)

13歳の少女ジェナは、自由で気ままな30歳に憧れを抱いていた。13歳の誕生日の日、願いの叶う魔法の粉に「早く30歳になりたい」とお願いしたら、本当に30歳の未来の自分になってしまった!願いが叶い浮かれるジェナだったが、現実はそう甘くなくて・・・?女版「ビッグ」?のハートフル・ラブコメディ。
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現在子供だという人も、昔子供だったという人も、一度は思ったことがある筈です。
「早く大人になりたい」と・・・。
この映画はそんな願いを叶えてしまった少女の物語なのですが、なかなかの良作でございました。
80年代の服装・音楽がとてもオシャレ!ジェニファー・ガーナーのくるくる変わるファッションも見どころです。やはり私も女ですから、こういったオシャレな映画は非常に目に楽しいです。ジェニファー・ガーナーもとても可愛いく、マーク・ラファロも格好良い。

そして何より良いのがこの映画、只のラブコメで終わらず、人生で本当に大切なものは何なのかという問いかけがなされている所だと思います。
30歳になったジェナは、正に子供の頃思い描いていた理想の女性に変身しています。しかしその反面、夢を追い求めるあまりに傲慢な女性にもなっていたのです。
今の自分の状況に満足出来ず「もっと、もっと」と多くのものを欲しがってしまう、これは誰にでもある感情です。しかし周りを見渡せば、かけがえのない大切な何かが近くに存在しているのです。とにかく今近くにある大切なものを大事にしなさい、という事ですね。時は一瞬一瞬過ぎて行って、二度と戻ってこないのですから・・・。沢山の厳しい現実を目の当たりにしその事に気づき始めるジェナを見ていると、こちらまでパワーを貰えます。うーん、13歳の時にこの映画に出会いたかった!
一見お軽いラブコメのように思えますが、非常に深いテーマが隠されている映画でした。

ノリが良く、一つ一つの小ネタがとても楽しいラブコメディ。癒されたい時にお勧めです!
現在ホームシック中の私も元気を貰えました・・・。




劇中で流れるRick Springfieldの「Jessies girl」がとても良かったので、そのミュージック・ビデオも貼っておきます。





theme : 映画感想
genre : 映画

2008-09-17(Wed)

『デイ・オブ・ザ・デッド』

dayofthedead

「デイ・オブ・ザ・デッド」(2008・米)

とある町で、軍の演習という名目の元いきなり街全体が封鎖された。街の中では奇妙な風邪が流行り始め、軍に勤めるサラの母親もその病魔に冒されしまう。病院に向かうサラ達だったが、病人たちに異変が起こりはじめ・・・。
ロメロの名作「死霊のえじき」のリメイク・・・らしい。
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わざわざ渋谷まで足を運び、観に行ってまいりました。
ロメロの作品のリメイクと聞くとどうしても思い出してしまうのは「ドーン・オブ・ザ・デッド」。この「ドーン~」は映画の出来自体は割と良かったものの、これってリメイクと言えるの・・・?と思わず首を傾げてしまうような内容のものでした。
この「デイ・オブ・ザ・デッド」も、予告編を観る限りそんな感じ。果たしてどうなる事やら、とわくわくしながら鑑賞したのですが・・・。
これをリメイクと呼ぶなっっっ!!!
これが鑑賞後の第一声です。共通点は軍が関係している事と・・・あとは地下での対決だけ?「ドーン・オブ・ザ・デッド」が傑作に思えてきます。
「死霊のえじき」のリメイクといったらやはり気になるのは知能を持ったゾンビ、バブの存在なのですが、それらしきゾンビも見当たりません。(あえてバドの存在は無視します。)
リメイクだと思って鑑賞すると、本当にガッカリする映画です。

この映画のゾンビも最近ハヤリの猛ダッシュゾンビなのですが、「28週後・・・」等と比べると結構遅い。
従来のゾンビの動きに戻ったと思ったら急に走りだしたりと、このゾンビ一体何なの?と思っていたら天井をゴキブリの様に貼りついて移動するゾンビも現れました。これには爆笑。なかなか新しいゾンビです。

真面目なゾンビアクションというよりは、全体的にコメディ色の強い映画でした。リメイクというよりもパロディに近い感じです。近年の「バタリアン」シリーズと似通った部分もあり、コメディだと思えば楽しめるゾンビ映画だと思います。
薄っぺらい内容ですが、ゾンビ好きなら楽しめること必至!多分・・・。




theme : 映画感想
genre : 映画

2008-09-15(Mon)

嗚呼、夏休み

私の夏休みが今日で終わりを迎えます。
今日ゆったりとした時間の流れる新潟の地から、せわしない東京の地へと戻ってまいりました。

映画三昧の夏休みでしたが、こっちに戻っても映画三昧の日々になりそうです(笑)
東京はゴミゴミしていて嫌いですが、映画館が多いのでそこは好き。
今秋は観たい映画が多いですし、大学でも映画の授業を取ったので、楽しい秋になりそうな予感です。

さて、頑張りますか。


theme : 大学生日記
genre : 日記

2008-09-13(Sat)

『プリティ・ベビー』

prettybaby

「プリティ・ベビー」(1978・米)

幼い少女ヴァイオレットは娼婦である母を持ち、売春宿で少女時代を過ごす。12歳の頃には娼婦の道を歩み始める彼女だったが、売春宿でカメラマンをしている青年と恋に落ち・・・?
1900年代初頭の戦時アメリカを舞台に描く。
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最近「闇の子供たち」でも話題になった、少女売春をテーマとした映画。しかしこういったタブーとされるテーマを題材としているにも関わらず、この映画にはやましさというか、下劣なものをあまり感じません。それはこの"売春"という世界が、ヴァイオレット自らが望んでいるものだからなのです。自分のママをライバル視し、周りの娼婦たちのマネをして、ただひたすら純粋に娼婦としての道を望むヴァイオレット。
しかし、これは彼女が売春宿での世界しか知らず、憧れるものが周りの娼婦たちしか居ない、という現実があっての事なのです。
宿内をはしゃぎ回るヴァイオレットと周りの娼婦たちとのやり取りはとても可笑しく笑えるのですが、こういった背景を考えると悲しくなってしまいます。

舞台となる売春宿の内装や娼婦たちの服装など美術がガーリーテイストで、観ていてウキウキしました。
そして最も見所はブルック・シールズ。彼女は当時13歳だそうで、美少女で小悪魔な立ち振る舞いは本当に魅力的です。彼女の可愛らしさだけでもこの映画は観る価値あり。
かなり過激なシーンも演じているので、今の時代だったらバッシングの嵐でしょうね。(公開当初もバッシングされていたのかな?)
スーザン・サランドンは信じられないほど美しいし、青年演じるキース・キャラダインも格好良い。全体的に見目麗しい映画でした。

ヴァイオレットにとって最も良い選択肢は何なのか?
ラストでは大人の身勝手さについて痛感させられます。


theme : 映画感想
genre : 映画

2008-09-11(Thu)

『クローバーフィールド/HAKAISHA』

cloverfield

「クローバーフィールド/HAKAISHA」(2008・米)

この映画は予備知識なしで観るのが一番。
よって、まだ未見の方はこのレビューを読まないことをお勧めします。


もう観られた方or未見だけど読みたい!という方は「more...」をクリックして下さい。

more...

theme : 映画感想
genre : 映画

2008-09-10(Wed)

『スーパー・バッド 童貞ウォーズ』

superbad

「スーパーバッド 童貞ウォーズ」(2007・米)

セス、エヴァン、フォーグスはまるで冴えない童貞3人組。そんなある日、初めて女の子にパーティに誘われ、酒調達係の任を受ける。気になるあの子に良い所を見せようと、童貞卒業に向け意気揚々と酒の調達に向かう3人組だが・・・?

この映画、「童貞ウォーズって何ちゅう邦題だよ・・・」とずっと敬遠していたのですが、兄がやたらと絶賛していたので観ましたよ。

私はダメ人間映画が大好きで、「バス男」なんかは死ぬほど気に入っています。この映画の主人公たちも例によってダメ人間なのですが、
「バス男」よりはイケていて、「アメリカン・パイ」よりはイケてない
そんな中途半端なダメダメちゃん達の物語なのです。全編(前半は特に)下ネタが激しいので引いてしまう方もいるかと思いますが、なかなかブラックで笑える良作でございました。
フォーグスと警官とのやり取りが特にお気に入りです。

ダメ人間が何故ダメなのかというと、自分を変えるための努力を出来ない、という所だと思うんですよね。自分の現状に不満を抱き日々愚痴を言いながら生きているけど、実際に行動に移す事をためらってしまう。怖がってしまう。そして結局は安全な場所に踏み止まる。それが永遠とループしていく訳です。
この映画はそんなダメちゃん達が安全な場所から抜け出し、今まで踏み出せていなかったフィールドに足を踏み入れる物語なのですが、なんだかその様子を観ていると身につまされる思いがし・・・、「自分も頑張ろう」という気分になるのです。

もちろんコメディとしても楽しめる本作ですが、私はなんだか青春映画を観た後のような気分でした。
邦題に騙されるなかれ。お勧めです!


theme : 映画感想
genre : 映画

2008-09-06(Sat)

『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』

blairwitchproject

「クローバー・フィールド」、「REC」など今は主観映像(POV)ブームという事で、今更ながら観ましたよ。

「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」(1999・米)

ある土地に伝わる伝説「ブレア・ウィッチ」をテーマにドキュメンタリーを作る為、3人の若者がブラック・ヒルズの森に立ち入る。最初は順調に撮影が進んでいったが、森に深く足を踏み入れていくにつれ、不可解な現象が若者たちを襲う事になる・・・!低予算で作られた主観映像ホラームービー。

主観映像、というやつを初めて観ました。(「28週後...」もそれに似た感じはありましたが・・・)
ビデオカメラの視点だからこそ、面白い映画でしたね。
低予算ということで、撮影はほとんど森の中。登場人物も全く出てきません。ただひたすら、森の中での若者たちの様子を映し出しています。
これだけ聞くとつまらない映画の様にも感じますが、それでも一向に飽きがこないのは、さっきも触れましたように主観映像での映画だから。自分も森の中にいるような感覚が味わえるので、全編に溢れる緊迫感が半端ではありません。
さらに登場人物たちの素人臭さというか、自然な立ち振る舞いがさらに恐怖を増幅させます。
(ちょっと皆ヒステリック過ぎないか?とは思いましたが、実際に行ってみると理性も失うのかも・・・)

そしてこの映画で特徴的なのは、この映画のテーマである"ブレア・ウィッチ"が最後まで登場せず、謎が謎のままで終わるという事。目に見えない恐怖を描き出す事によって、この伝説について観客に想像させるのです。上手い編集ですな。これでブレア・ウィッチを登場させてしまったら、また別の感想になっていたと思います。

CGの発達によって視覚的恐怖だけが先行する昨今ですが、こういった精神的な恐怖を感じさせる映画もまた良いのではないでしょうか。
ホラー映画の定石を全く踏まない新しいタイプのホラー映画に挑戦しつつ、低予算を上手く活かした、映画的にも興行収入的にも成功した映画。
効果音や何かで驚かせる手法が苦手な私にとっても良い映画でした(笑)



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genre : 映画

2008-09-05(Fri)

『ドア・イン・ザ・フロア』

doorinthefloor

「ドア・イン・ザ・フロア」(2004・米)

作家志望の高校生エディは、勉強のためにある作家の家に泊まりこんでアルバイトをすることに。そこで作家の妻であるマリアンと出会い、エディはひと目で恋に落ちてしまった。じきにエディとマリアンは愛し合うようになるのだが、この家族はある大きな傷を抱えていて・・・。小説「未亡人の一年」の映画化。

このエディ君、あらすじに書きましたように人妻マリアンに一目ぼれをし、「マレーナ」の少年の様に当初は一方的な片思いをしていきます。
ですが「マレーナ」と決定的に違う点は、"恋する少年(青年?)がそれなりに成熟した男性である"という事と、"人妻が全く魅力的でない"、という事です。
相手が少年というにははばかる年齢のため、若干大人向けな内容になっております。そこは別に良いんです。良いんですけど・・・
なぜ人妻役がキム・ベイシンガーなのか?

この人の出ている映画は数える程しか観た事がないのですが、この人を綺麗だと私はどうしても思えないのです。マリアンに骨抜きなエディを観る度に頭の中に「?」の文字が浮かびます。好みは人それぞれだとは思いますが、最後まで少年の気持ちがどうしても理解できませんでした・・・。

そんなこんなでしばらくは少年と人妻との恋物語が続くのですが、途中から家族の傷が浮き彫りにされるメロドラマ的展開にうつります。中盤からは、ただひたすら痛々しい。
皆が心に大きな空白を抱えながらも懸命に生きているその姿は、題名の通り「床の下のドア」なのでしょう。
作家がエディに対して「細部まで細かく描写だ」(確かこんなセリフ・・・)と言うシーンがあるのですが、まさにこの映画もそんな感じで、映画の隅々まで細かく丁寧な描写をしていたと思います。

この映画の繊細な描写は良かったのですが、どうも内容はピンとこず。出てくる人物が皆ダメ人間すぎて、共感よりも憎しみの気持ちが湧いてくるのです。ダメ人間映画は好きですが、ここまで最低だと逆に引いちゃいますね。面白い映画ではないです。

小説「未亡人の一年」では彼らのその後も描いているようなので、今度読んでみたいと思います。

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2008-09-04(Thu)

『光る眼』

villageofthedamned

「光る眼」(1995・米)

私の中の強烈印象パッケージランキングBEST5入りする(笑)この映画。
よくよく調べたらこれ、監督はジョン・カーペンターなんですね。最近カーペンターに目覚めた私としてはこれは抑えとかなきゃなんねぇ~、って事で、借りてみました。

とある小さな町で、住民全員が突然失神する事件が起こる。その後すぐに意識を取り戻し異変はないように思われたのだが、しばらく経った後、町中の女性たち全員が次々と妊娠し、銀髪で光る眼を持つ子どもたちを産んでいくという不可解な出来事が起こる。さらに彼らの誕生から、町に異変が起こり始め・・・?60年代の映画のリメイク。

最初の不気味な海岸シーンから、何かが起こる予感がプンプン。その後いきなりの失神で「一体何が起こったんだ!?」と一気に心が惹きつけられます。
カーペンター映画って、本当に音楽が良いですね。音楽の力による異様な緊迫感が、私の期待度をますます高めます。

ですがこの後、この物語はシュールの世界に突入していくのでした・・・。

この子ども達どうやら超能力が使えるらしく、劇中で他人を死に追いやったりもするのですが、やる事がいちいちみみっちい!腕を熱々スープの中に突っ込ませて「あ~~っ」と騒がせてみたり、危険な薬物を眼の中に点眼させてみたり、なんだかひたすら地味なんですよね。
あと恐ろしい子ども達であることを承知で可愛がろうとする大人たちの様子が、なんとも言えず可笑しいです。
CGも古臭く、ラストの闘いのシーンは思わず爆笑。B級臭ムンムンの映画でした。

ですがこのチープな感じが逆に面白かったりするのです。テンポが良いので最後まで楽しんで観ることができました。
光る眼の子ども達の存在が良い感じで、最後まで正体・目的が謎のままなのが良い感じに彼らの不気味さを引き立てていたと思います。

主人公のドクター役の人もしや・・・と思ったら、やっぱりクリストファー・リーブでした。
やっぱり彼、格好良いですな。トムクル以上のスターオーラを放つ人ですね。
彼はこの映画公開の年に落馬事故で首から下が不随となったそうです。
うーん・・・、映画界は惜しい人をなくしたなぁ・・・。



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genre : 映画

2008-09-03(Wed)

好きな 映画 音楽

前ぶれもなく、私の好きな映画音楽を紹介したいと思います。
Youtubeをベタベタ貼って重くなると思うので、隠しておきました。
お暇な方は「『more...』をクリックしてやって下さい。
↓↓

more...

2008-09-02(Tue)

『秘密と嘘』

secret&lies

本当は「ヴェラ・ドレイク」が観たかったのに、近所のTSUTAYAには置いていないという悲劇が・・・。しょうがないので代わりに同監督の映画を借りてみました。

「秘密と嘘」(1996・英)

シングルマザーのシンシアは、毎日を寂しく過ごしていた。弟夫婦には煙たがられ、実の娘にさえも冷たくされる。
そんなある日、シンシアの元に一つの電話がかかってくる。この一つの電話がきっかけで、彼女の人生の周りの沢山の秘密と嘘が、除々に明らかになっていくのだった・・・。

この映画のテーマは題名にもある通り"秘密と嘘"。
"秘密"というものは誰にでもあるもので、その秘密を守るためには"嘘"をつかなくてはなりません。ですがその秘密も嘘も、誰かに打ち明ける事が出来るならば・・・人生は良い方に変わっていくのかもしれませんね。

そんな事を考えさせられる、人生の意味を問う素敵な映画ではありますが、なかなかこの映画、曲者です。
とにかく長い、長いんです。シンシア自身についてだけではなく、弟夫婦、物語の重要な核となる黒人女性、シンシアの娘など彼らに関する説明が延々と続きます。一人一人の人物を非常に丁寧に描写しているのは分かりますが、正直、途中飽きました。
ですがこの長々とした説明が、後にジワジワと良い味を出すんですよね~。
物語が進むにつれて、途中から彼らが実際に存在する人物であるかのように思えてきます。キャストが私にとって馴染みのない面々だから、というのもあるのですが、役者の演技が非常に上手いのです。特にシンシア役のブレンダ・ブレシンは非常に良い演技をしていました。

もう一つ、彼らが実在する人物であるかのように思えてくる理由として、
長回しでの撮影
が上げられます。
まー、上映時間だけではなく、一つ一つのシーンがとにかく長いんです。特にシンシアと黒人女性との会話や、BBQシーンなどはアングルも全く変わらず永遠と彼らの会話だけを観させられます。そういったシーンをいくつもいくつも観させられていく内に、彼らの私生活を覗き見しているかのような・・・そんな錯覚に陥るのです。
だからこそ、最初の方で書きました"秘密と嘘"についてのテーマが、より説得力のあるものに変わっていったのでしょう。

決して面白い映画ではありませんが、観て損はない、興味深い映画です。
うーん、ますます「ヴェラ・ドレイク」が観たくなってきた!




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genre : 映画

2008-09-01(Mon)

『28週後…』

28weekslater

やっと観ることが出来ました!
やっと近所のTSUTAYAが7泊8日にしてくれました!

「28週後・・・」(2007・英/西)

猛ダッシュゾンビ映画の元祖(なのかな?)「28日後・・・」の続編。
感染者に埋め尽くされたイギリス国内は米軍の助力により24週間後、復興を開始する。一部の地域では人が移り住むようにもなり、イギリスの完全復活は間近に迫ろうとしていた。しかし28週後、初めて子どもの入国が許されたことから、また新たな感染の魔の手が忍び寄ろうとしていた・・・。

この猛ダッシュゾンビ・・・、ゾンビ映画ファンの中では賛否が分かれるようですね。私はロメロ型のゾンビが一番好きなのですが、こういうゾンビ映画もアリかな、と思っております。人間は刺激の多い方、多い方へと流れていく生き物ですからね。この"猛ダッシュ型"も、刺激を求めた人々による新たなゾンビの形なのでしょう。
まぁ、こういったゾンビ映画の悪い点をあえて上げるとするならば、自分だったら・・・、というシミュレートが全く出来ないというところですかね。いくらシュミレートしてもすぐに死んでしまいますもん。敵が早すぎますもん。ロメロ型のゾンビだったら、まだ生き残れる可能性が有る気がするんだけどな~・・・・。

話が逸れてしまいましたが、映画の感想。かなーり面白かったです。
衝撃のオープニングに始まってラストまで異様な緊迫感に包まれた、怖さ120%のゾンビムービー。
最強のゾンビ集団から逃げるだけでも苦難の技なのに、今作では味方である筈の軍隊からも逃げなくてはなりません。生存率ほぼゼロの絶望的な状況に、こちらまでハラハラして見入ってしまいました。
目立つのが、独特なカメラワーク。ブレたり早回しになったり、といった一見雑な映像が、危機的状況に陥った人々の心情を上手く表現していると思いました。

なんにも考えずに観れる、怖がれる映画です。
ラストの意味深な終わり方に、今から続編が楽しみ!




theme : 映画感想
genre : 映画

プロフィール

K

Author:K
大学1年生
小学5年生で映画に目覚める
でも映画の知識は初心者レベル
目標は大学卒業までに1000本観破です

【好きな映画】
「ゴースト・ワールド」
「ゾンビ」
「天才マックスの世界」

【好きな俳優】
ケビン・ベーコン
スティーブ・ブシェミ
エヴァン・レイチェル・ウッド

【好きな監督】
ウェス・アンダーソン
ジョージ・A・ロメロ

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高校生時の映画レビューサイト「映画の森」へのリンク外しました。昔のレビューを晒すのが恥ずかしくなったので・・・。
もし見たいという方がいらっしゃったら、検索サイトで探せば出てくると思いますので、そこからどうぞ。



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