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2008-10-02(Thu)

『盲獣』

mohju

「盲獣」(1969・日)

売れかけのモデル島アキは、ある日盲目の彫刻家みちおに誘拐され、アトリエの中に監禁されてしまう。なんでもアキをモデルとした"触覚"で楽しむ彫刻を作りたいというのだ。最初はあの手この手で逃げようと画策するアキだったが、その内彼の母親も巻き込み、奇妙な世界へとのめり込んでいく・・・。江戸川乱歩原作の、アブノーマル・ムービー。
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恥ずかしながら私、日本映画を殆ど鑑賞した事がございません。黒澤や北野など、観てみたい映画は山ほどあるのですが、どうもビデオ屋で手が伸びず。このままではいかん!と、とりあえずお気に入りの映画レビューサイトで絶賛されていた増村保造の「盲獣」に手を出すことに。
しかし私は、どうやら入口を完璧に間違えてしまったようです。

最初から最後まで異常な世界観を持つこの映画。その異常性は、アキが監禁されるアトリエに表されています。
壁には無数の目、鼻、耳、腕などの体の一部の彫刻が埋まり、そして中央には巨大な女体の彫刻が・・・。この彫刻は、男がマッサージ師として大勢の女に触れてきたからこそ出来た作品だというのです。
主犯の男だけが異常なのかと思いきや、彼の母親も息子を溺愛するあまりに行動がおかしい。こんな所に監禁されたら、どんな人でも気が狂いそうになるでしょう。
この異常な空間だけならず、船越英二演じる男の得体の知れない不気味さとマキの淡々とした語り口調が、観ている者の不快感を誘います。
約40年前の作品にも関わらず真似できない独特な世界観で、この現代に観ても非常に新鮮な映画でした。

・・・とまぁ、途中までは普通に楽しめたのですが、途中から何故かこの映画、SM、自傷といったアブノーマルな世界へと突入していきます・・・
只でさえ異常な世界観に困惑しているのに、ここまで来るとついていけません。唖然としたまま映画が終ってしまいました。絶望的なラストシーが、目に焼き付いて離れません。
この独特な世界観は結構好きなのですが、久し振りの日本映画鑑賞だと思うと少しパンチが効き過ぎていたかな、と思います。次は軽い日本映画を観よう・・・。





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プロフィール

K

Author:K
大学1年生
小学5年生で映画に目覚める
でも映画の知識は初心者レベル
目標は大学卒業までに1000本観破です

【好きな映画】
「ゴースト・ワールド」
「ゾンビ」
「天才マックスの世界」

【好きな俳優】
ケビン・ベーコン
スティーブ・ブシェミ
エヴァン・レイチェル・ウッド

【好きな監督】
ウェス・アンダーソン
ジョージ・A・ロメロ

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高校生時の映画レビューサイト「映画の森」へのリンク外しました。昔のレビューを晒すのが恥ずかしくなったので・・・。
もし見たいという方がいらっしゃったら、検索サイトで探せば出てくると思いますので、そこからどうぞ。



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