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2008-10-09(Thu)

『砂の器』

sunanoutuwa

「砂の器」(1974・日)

東京都蒲田で、60代男性の遺体が発見される。殺害した犯人を突き止めようと調査を開始する刑事達だったが、その裏には悲しい真実が隠されていて・・・。
松本清張原作。親と子の"宿命"を描いた、悲しくも美しい物語。


観終わったあと、心が震えました・・・。
刑事たちによる殺人事件の調査から始まり、真実を突き止めていくまでのストーリー展開が非常にうまいのですが、それら全てが頭の中から吹っ飛ぶ位、後半で語られる真実に心をかき乱されます。
とにかく一つひとつのシーンが強い、力強いんです。刑事たちの調査の過程や回想シーンなどで全国各地のあらゆる風景が映し出されていくのですが、それら全てのシーンが非常に美しい。そしてそのバックで流れる音楽がとても力強く、人間の泥臭さといいますか、正に"宿命"というものを感じずにはいられないのです。

和賀演じる加藤剛が、非常に上手い演技をするんですよね~。
力強いのだけれど脆くて、ただひたすら貪欲で、ラストの演奏会での和賀の表情が、この映画の全てを物語っている気がしました・・・。
先日亡くなられた、緒形拳さんも出演しています。

人間は誰しもが宿命を背負って生きている。そしてその宿命からは、誰も逃れることが出来ない。追い払えない。そんな人間たちを不幸だと思うか、はたまた愛おしいと思うか、それは観ている者の捉え方次第・・・。
深い映画。巡り合えて良かったです。






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theme : 映画感想
genre : 映画

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No title

>Whitedogさん
本当に素晴らしい映画でしたね^^約3時間の長い上映時間でしたが、それを感じさせない魅せる内容でした。あの曲も素晴らしいですよね~。サウンドトラックが有るならば欲しいです(笑)

No title

これ、すごいですよね。差別や偏見、親子の絆など、いくつかのテーマをぎゅっと濃縮した素晴らしい作品だと思います。あの曲、一度聴くと忘れませんね。

今日も凸済みです
プロフィール

K

Author:K
大学1年生
小学5年生で映画に目覚める
でも映画の知識は初心者レベル
目標は大学卒業までに1000本観破です

【好きな映画】
「ゴースト・ワールド」
「ゾンビ」
「天才マックスの世界」

【好きな俳優】
ケビン・ベーコン
スティーブ・ブシェミ
エヴァン・レイチェル・ウッド

【好きな監督】
ウェス・アンダーソン
ジョージ・A・ロメロ

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高校生時の映画レビューサイト「映画の森」へのリンク外しました。昔のレビューを晒すのが恥ずかしくなったので・・・。
もし見たいという方がいらっしゃったら、検索サイトで探せば出てくると思いますので、そこからどうぞ。



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