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2008-10-17(Fri)

『羅生門』

rashoumon

「羅生門」(1950・日)

降り注ぐ激しい雨の中、羅生門で雨宿りをする男が3人。その中の2人が世にも恐ろしい事に遭遇したのだと、ある出来事について語りだす。それはある男の殺人をめぐった話であり、話を聞いていく内に、人間の醜さ、本性が浮き彫りになっていく・・。
芥川龍之介の「藪の中」の映像化。


「羅生門」・・・。このタイトルを聞いて真っ先に思い出すのは、婆さんが死体の髪の毛をむしってかつらを作る芥川龍之介の「羅生門」。なのでこの映画もその話の映像化なのかと思いきや、全然違うストーリーなんですね。
なんとも紛らわしいタイトルをつけたものだ・・・。

芥川の「羅生門」を想像して鑑賞したので少々出鼻をくじかれた感はありましたが、非常に面白い内容でした。
羅生門で雨宿りする男の回想から始まり、ある男の殺人をめぐって裁判?が行われます。そして男の妻、夫婦を襲った山賊、霊媒師によって降臨した殺された男の霊(なんじゃそりゃ)が証言台に立つ訳ですが、それぞれが全く違った証言をするのです。一体何が真実なのか?男を殺した犯人は誰なのか?様々な謎を残しつつクライマックスへともつれ込む訳ですが、ここまでの展開が非常に上手いんですよね~。

芝居臭さを感じ現実味を感じない序盤・中盤の流れから、一気に人間の生々しさ、醜さを突きつけられるクライマックスへ。この映画に託されたメッセージは深く、荒々しさを感じる映像とは対照的に非常に文学的な作品でした。
荒廃した地、羅生門で語られていく人間の本質に物悲しさを感じつつも、非常に惹きつけられる映画です。

多襄丸演じる三船敏郎の笑い声が凄く不快・・・。でも耳に残ります。
黒澤監督ってやっぱり凄いんだな~と再認識しました。これから除々に彼の監督作を観ていこうと思います。






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>Pさん
はじめまして、コメントありがとうございます^^
「七人の侍」観ましたよ。あれも素晴らしい映画でしたね~。この2作品以外は未見なので、これから除々に観ていこうと思います。

ケビン・ベーコンお好きなんですか!あの声で朝起こされたらもうたまりませんね(笑)同じファンの方がいらっしゃって嬉しいです~。

はじめまして。

真実というものの不確かさを見事に映像化した素晴らしい映画ですね。
『七人の侍』はもうご覧になりましたか?
やっぱり黒澤はすごい!と何度観ても驚きます。

ところで、私もケビン・ベーコン大好きです。
ぶっちぎりの別格で大好きです。あの声で朝起こしてほしいぐらい。
プロフィール

K

Author:K
大学1年生
小学5年生で映画に目覚める
でも映画の知識は初心者レベル
目標は大学卒業までに1000本観破です

【好きな映画】
「ゴースト・ワールド」
「ゾンビ」
「天才マックスの世界」

【好きな俳優】
ケビン・ベーコン
スティーブ・ブシェミ
エヴァン・レイチェル・ウッド

【好きな監督】
ウェス・アンダーソン
ジョージ・A・ロメロ

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